はじめに


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‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥初めに‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

記憶とは、脳に蓄積される情報のことです。

脳に情報を蓄積させる能力=記憶力が良かったなら、どんなに素晴らしいでしょうか。多くの情報を記憶できる人は、昔も今もまわりの人々から尊敬されてきました。特に今日は、情報依存の社会であり、かつすべてが怖ろしいスピードで進行するペースの速い社会です。今日においては、顔、名前、事実、情報、日付、出来事、状況など、日常生活に関わるさまざまなことをどれだけ記憶していられるかどうかで、それぞれの能力が判断されるといっても過言ではありません。記憶力が良ければ、当然、重要な事柄を忘れる心配をしなくてすみます。また、仕事や恋愛関係、あるいは私生活においても、記憶力が良ければ、精神的な理由から失敗してしまうということもなくなるでしょう。

記憶というものは、脳内の複雑な中枢神経系から成り立ち、何百万という莫大なデータをも保存できるものだと、一般的には信じられています。過去の経験を整理しつつ、整然と記憶できる能力さえあれば、さまざまなことを覚えたり、さまざまな考えを生み出したりできるでしょう。そうすることができれば、その経験を足がかりに、さらに素晴らしいことが成し遂げられるのはもちろん、危険を回避することもできるのです。記憶力に優れてさえいれば、当然、過去と同じ過ちを犯さずにすみます。その時々に応じて、カギとなる重要な教訓をすんなり思い出すことが出来さえすれば、他の人々と同じ轍を踏んでしまう危険を回避することもできるのです。

ところで、人によっては、病気や障害などの原因があるわけでもないのに、どういうわけか記憶力が悪いという人もいるのではないでしょうか。それは、注意力が散漫であるか、リスニングスキルが不十分であるか、何か持って生まれた悪習慣が原因になっているのだと考えられます。しかし、適切な方法で学びさえすれば、必ずや記憶力は磨かれるものです。

また、年をとるにしたがって、記憶力が衰えていくと考える人も多いでしょう。しかし、それはとんでもないまちがいです。記憶力が衰えていくのは、その人が記憶を正しく使っていないからです。記憶力は、いわば、筋肉のようなものです。日常的に、記憶を使えば使うほど、記憶力というものは鍛えられるのです。反対に、記憶を使わなければ、記憶力はどんどん錆びついてしまいます。年をとって年配になると、若年層よりも、記憶力に問題が出るのはそのためなのです。ただ単に、年配になって記憶を使うことが少なくなってきたために、記憶力が錆びついてしまっただけのことなのです。ですから、逆に言うと、年配のかたでも、日々の鍛錬次第では、このジレンマに打ち勝つことができ、記憶力を高めることができるのです。とにかく、たとえ年配になっても、オープンな心で新しい体験を素直に受け止めて、想像力を働かせるように心がけていくことが大切です。

ここで、しっかりと理解しておいていただきたいのは、学び方は十人十色、人によってさまざまな学習方法が存在するのだということです。学ぶテーマによって、方法も変わってきます。指導者によっても異なります。職業によっても異なります。

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